経済的な・・・だけではない車選び

ハイラックスサーフ215

車を所有せずに移動の全ての場面でタクシーを利用した方が安上がりだという議論があります。しかし、所有する喜びと便益という効用を忘れてはいけません。使用されるシーンや、オーナーの好みで選ぶ車は随分とかわるでしょう。I家では減価償却的な考え方を採用しつつ、”好み”という心の声にも耳をかたむけてみたようです。

一方サーフはモデル末期ということもあってビッグマイナーチェンジもおわり特別仕様車も続々発表されているので値ごろ感アリです。プロジェクターヘッドライトの採用などエクステリアが大幅に変更になり、エンジンも環境性能と燃費性能を強化した新型に換装されています。手の届きそうな2,700ccのリミテッドは寒冷地仕様でリアフォグとリアスポイラーが標準装備でシフトノブの質感もアップしています。コンソールボックス内にはAC-100V電源を装備してSSR-Gとの違いはX-REASとオプティトロンメーター、タイヤのインチサイズだけです。オンロードにこだわるわけでなければ気にするところではありません。

よくサーフの内装は安っぽいというコメントを耳にします。多分に主観のはいる話ではありますが、例えば4リッターのSSR-Gを購入対象にすると乗り出しで400万円近くなります。そうなると内装がちょっと寂しく感じるかもしれませんがリミテッドの価格なら十二分に満足できる室内といえます。たとえばこの車と300万オーバーのクーペの内装を比べてはいけません。

結局のこるのはCR-Vかサーフということになりそうです。ここで両者のお勉強をしておきます。CR-Vは安全性能と快適装備、そしてホンダならではの硬い走りと欧州的なスタイルが魅力の車です。8ウェイパワーシートやHIDが標準装備です。1,500kg程度の車重ですが自然吸気で170馬力を絞り出し走りは軽快そのものです。アイポイントも高く、室内もまあまあ広く、ラゲッジは可もなく不可もなく。ステアリングの蛇角に合わせてヘッドライトの向きがかわるアダプティブ・フロントライティングシステムやインテリジェントハイウェイクルーズなど価格以上の未来性能を獲得しています。欧州的エクステリアのプレミアムコンパクトは”ツワモノSUV”を謳いつつターゲットは都会住まいのインテリ層ということになりそうです。内装は極めていまどきで自発光メーターはブルーイルミネーション、やはり”ツワモノ”というには少し繊細なイメージがあります。